“湯滝”の読み方と例文
旧字:湯瀧
読み方割合
ゆだき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯滝ゆだき”を売りものにするまでに俗化し、従って、その表構えでも、その一部に、下駄穿きで自由に出入できる食堂を設備したりの、太だ解放的なものに改めた。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
しかも湯滝ゆだきのあとを踏むように熱く汗ばんだのが、さっ一風ひとかぜ、ひやひやとなった。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しほたれて湯滝ゆだきに打たるる心もち……
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)