“添臥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そいぶし70.0%
そいぶ10.0%
そえぶし10.0%
そひぶ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
していた身には、私のような田舎者はきっとお嫌いでしょう。かの御所などでは、なんの中将とかなんの宰相とかいう方と添臥そいぶし
と云って添臥そいぶしたが、二人も黙る内、すやすやとまた寝入った。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わしが死んでお母様がお前に養子なさると云えば、一旦文治郎の女房になったと他人ひとは思おうとも、お前の身にわし添臥そえぶしをせぬと云う心に力があるから、どのような養子も出来る
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)