“添削”の読み方と例文
読み方割合
てんさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「左様でございます、書物をごらんになり、お歌をお作りになって、よくこの町の娘衆などにも添削てんさくをしておやりになりました」
その後は句の添削てんさくをたのみに行くたびに、二、三句のうちにきっと一句ずつは落葉とか紅葉とかいう題で、おち葉を掃き出してしまえとか
半七捕物帳:36 冬の金魚 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
真夏の頃、すでに××女に紹介して俳句を習っている筈の老妓からこの物語の作者に珍らしく、和歌の添削てんさくの詠草が届いた。
老妓抄 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)