“そいぶし”の漢字の書き方と例文
語句割合
添臥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その疲れ果ててほっと一息くと綿のようになる体で、お絹は添臥そいぶしをしたのである。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
毎日少しずつふくみ洗いいたし候ては、おかみさんと私とにて毎夜添臥そいぶし※。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
やがて添臥そいぶししたまひし、さきに水を浴びたまひしゆえにや、わがはだをりをり慄然りつぜんたりしが何の心もなうひしと取縋とりすがりまゐらせぬ。あとをあとをといふに、をさな物語ふたツ聞かせたまひつ。やがて
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)