“深重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんちょう50.0%
しんちよう25.0%
じんじゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の一首まことに深重しんちょうの味がある。ことにかみの句の「ひとにまけ」のごときは前に述べたもろもろの宗教の教うるところで、右のほおを打たるれば左のほおを出すがごとき意を含んでいる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
右の条々、もし偽りこれあるにおいては、日本国大小の神祇じんぎ、殊に八まん大菩薩だいぼさつ愛宕白山摩利支尊天あたごはくさんまりしそんてん、べつして氏神うぢがみの御罰、深重しんちようまかりかうむるべきもの也。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてその深重じんじゅうな罪の子をゆるしてくださる仏様を信じてください。そしてあなたの隣人をその心で愛してください。(間)もうほど無く夜も明けましょう。私はおいとまいたします。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)