“じんじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仁柔33.3%
壬戌33.3%
深重33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建文帝の仁柔じんじゅうの性、宋襄そうじょうに近きものありというべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
文久二年壬戌じんじゅうの春鷲津毅堂は二十歳のころに筆録した『親灯余影』四巻の稿本こうほんを、羽倉簡堂に示してその校閲を請うた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そしてその深重じんじゅうな罪の子をゆるしてくださる仏様を信じてください。そしてあなたの隣人をその心で愛してください。(間)もうほど無く夜も明けましょう。私はおいとまいたします。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)