“浮華”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふか71.4%
はで14.3%
ふくわ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもう少し浮華(ふか)を去って摯実(しじつ)につかなければ、自分の腹の中はいつまで経(た)ったって安心はできないという事に気がつき出したのです。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何度か寝返を打って、——さて眠られません。青々とした追憶(おもいで)のさまざまが、つい昨日のことのように眼中(めのなか)に浮んで来ました。もう私の心にはこの浮華(はで)な御家の御生活(おくらし)が羨しくも有ません。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
唯(ただ)願ふらくはかの如来(にょらい)大慈(だいじ)大悲(だいひ)我が小願の中に於(おい)て大神力を現じ給ひ妄言(まうげん)綺語(きご)の淤泥(おでい)を化(け)して光明顕色(けんじき)の浄瑠璃(じゃうるり)となし、浮華(ふくわ)の中より清浄(しゃうじゃう)の青蓮華(しゃうれんげ)を開かしめ給はんことを。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)