“法身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほっしん57.1%
ほうしん14.3%
ほつしん14.3%
ほとけ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポンというは真如しんにょということで、ポンそのものが真如の本体、法身ほっしんであると説明して、それから教えを説き立てて全く仏教のごとくに解釈してしまったです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それ、熊野本宮の阿弥陀如来は、済度苦界の教主、法身ほうしん報身ほうしん応身おうしんの三身をそなえたる仏なり。或は早玉宮はやたまぐう本地ほんちの薬師如来は衆病悉除しゅびょうしつじょの如来なり。
かういふ人に限つて、自己の法身ほつしんなのを知らない。自己の全を知らない。従つて大きな意味に於ての芸術を知らない。自己を描いて決してその核心に達しない。或は言ふかも知れない。
心理の縦断と横断 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
仏教特に真言密教では、非常にこの呪を尊重していますが、いったい真言宗という宗旨は、法身ほとけ真言ことばに基礎をおいているので、日本の密教のことを、真言宗というのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)