永遠とこしえ)” の例文
「我は復活よみがえりなり、生命いのちなり、我を信ずる者は死ぬとも生きん。およそ生きて我を信ずる者は、永遠とこしえに死なざるべし。なんじこれを信ずるか。」
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
狂わんばかりの憤りと嫉妬と愛と憎悪との相剋そうこくえやらずして、かくも奇怪至極なる殺人鬼となり果てし一人の敗残者、今は永遠とこしえの休息を取ると……。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
「まことに汝らに告ぐ、人の子らのすべての罪と、けがすけがしとは赦されん。されど聖霊をけがす者は永遠とこしえに赦されず、永遠の罪に定めらるべし」と宣言せられた(三の二三—二九)。
永遠とこしえの時のあいだにも一切の事すべて空しからずと
永遠とこしえに加へ給ふおん身なれば
永遠とこしえに——(おわり)
まことの賢人は永遠とこしえの時のあいだには