永昌寺えいしやうじ)” の例文
はかにある御先祖ごせんぞさまは永昌院殿えいしやうゐんどんひました。永昌寺えいしやうじのおてらおなでした。あの御先祖ごせんぞさまが馬籠まごめむらひらけば、おてらてたといふことです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
きつね永昌寺えいしやうじにはひました。永昌寺えいしやうじとは、とうさんのむらのおてらです。そのおてらに、桃林和尚たうりんをしやうといふとしとつた和尚をしやうさんがんでました。この僧侶ばうさんこゝろひとでした。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
とうさんのおうちのおはか永昌寺えいしやうじまでのぼさか途中とちうひだりはうまがつてつたところにありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)