“水裃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずがみしも66.7%
みづかみしも33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小姓どもにいいつけて、水裃みずがみしもや水いろのはかまなど、死に就くべきはれのものを揃えさせていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あさ小袖こそで水裃みずがみしもの姿もすずやかに見直された。小姓に、舟の支度を問わせると
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平常の衣服を脱いで、水裃みづかみしも水色の袴、扇子ひとつを身に持つたきりで、彼もほかの心友たちと變ることなく、極めて物靜かに、切腹の場所へ立つて行つた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)