“水弄”の読み方と例文
読み方割合
みずいじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「でも今日はまあ、何や彼や後片づけもございますし、あなたもおいでになった早々から水弄みずいじりも何でしょうからね……。」
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
水弄みずいじりをしていると、もう手先の冷え冷えする秋のころで、着物のまくれた白脛しろはぎ脇明わきあきのところから、寝熱ねぼてりのするようなはだに当る風が、何となく厭なような気持がした。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)