“氣味”のいろいろな読み方と例文
新字:気味
読み方割合
きみ80.6%
ぎみ16.1%
きあぢ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんがへてりやあ生身なまみをぐつ/\煮着につけたのだ、尾頭をかしらのあるものの死骸しがいだとおもふと、氣味きみわるくツてべられねえツて、左樣さういふんだ。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
彼はこの問ひを少し急ぎ氣味ぎみに出した。彼はこの申出に對して怒つた、或ひは少くとも輕蔑けいべつした拒絶を半ば期待してゐるらしかつた。
なんでもわたしちやたれでもおなじこと相續人さうぞくにん氣味きあぢわるくしねえやうにやんなくつちやへねえよ、そんだがそれも性分しやうぶんでなあ、ほかからぢやしやうねえものよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)