“此方様”のいろいろな読み方と例文
旧字:此方樣
読み方割合
こちらさま53.3%
こなたさま40.0%
こなた6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに大恩のあるお両人ふたり様でございますから親父の帰る迄此方様こちらさまの御厄介に成って私も居ります積りでござりますから左様思召して下されまし
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
富「手前は隣村りんそんる山倉富五郎と申す浪人で、先生御在宅なれば面会致したく態々わざ/\参りました、是は此方様こなたさまへほんのお土産で」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「どうでしょうか、此方様こなたにも御存じはなしさ、ただい女だって途中で聞いて来たもんだから、どうぞしからず。」
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)