欠継かけつ)” の例文
十年ほどの間に、五十七回も職業を変え、最後に巴里へ行ったときは、陶器の欠継かけつぎをやっていた。古陶器や美術品を上手に修覆するので、好事家に知られ、上流の家庭から注文があった。
悪の花束 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)