“楸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ヒサギ37.5%
しゅう25.0%
ひさぎ25.0%
しう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうした空想は、鳴き絶えぬ千鳥の声を夜牀に聴きながら、昼見た「楸(ヒサギ)生ふる清き川原」を瞑想した態度が、わるく変つて来たものである。
蘭軒伝の中で、鴎外が特に二章を費して考証しているものに楸(しゅう)がある。これも外来植物である。
うちなびき春さりくれば楸(ひさぎ)生(お)ふる片山かげにうぐひすぞ鳴く
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
此問題は頗(すこぶる)困難である。説文に拠れば楸は梓(し)である。爾雅を検すれば、槄(たう)、楰(ゆ)、櫰(くわい)、槐(くわい)、榎(か)、楸(しう)、椅(い)、梓(し)等が皆相類したものらしく、此数者は専門家でなくては辨識し難い。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)