“東京行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうきやうゆき50.0%
とうけいこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まあ、父さんも、どんなに幼少ちひさ子供こどもだつたでせう。東京行とうきやうゆき馬車ばしやなかには、一緒いつしよ乘合のりあはせた他所よそ小母をばさんもありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
それからとうさんは伯父をぢさんやきちさんや友伯父ともをぢさんと一緒いつしよ東京行とうきやうゆき馬車ばしやりまして、ながなが中仙道なかせんだう街道かいだうひるよるりつゞけにつてきました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「いけません。どうも拙者には、不向きな役です。東京行とうけいこうはご辞退申しあげまする」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)