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杜撰
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づさん
ふりがな文庫
“
杜撰
(
づさん
)” の例文
それ
故
(
ゆえ
)
新潮社の翻訳は定評があるとか、
杜撰
(
づさん
)
なものであるとか、そんな評判はよく聞く処であるが、私は少しもそれに耳をかさない。
翻訳製造株式会社
(新字旧仮名)
/
戸川秋骨
(著)
次に清の嘉慶中に
孫伯衍
(
そんはくえん
)
及鳳卿の輯校する所の「神農本草経」がある。是は唐氏証類本草に溯つてゐる。しかし編次
剪裁
(
せんさい
)
の
杜撰
(
づさん
)
を免れない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
すると、これも素人の
杜撰
(
づさん
)
な頭で、結果は見事失敗に終つた。まつたく、勿体ない話さ。国家の財宝は、この通り無能な野心家の手で、非合理的に消費されてゐるんだ
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
其書の荒證に比すべき物は是我の
杜撰
(
づさん
)
にあらざれば閲者見ゆるし給え。
他計甚麽(竹島)雑誌
(旧字旧仮名)
/
松浦武四郎
(著)
そは
杜撰
(
づさん
)
彼篇の如きは己れの未だ嘗て見ざるところぞとの事なりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
杜
漢検準1級
部首:⽊
7画
撰
漢検準1級
部首:⼿
15画
“杜”で始まる語句
杜
杜鵑
杜絶
杜若
杜松
杜甫
杜氏
杜切
杜国
杜鵑花