“杖頭”の読み方と例文
読み方割合
こづかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杖頭(こづかい)がないのでしかたなしに通りすがりのカフェーやおでんやの燈(ひ)に心を牽(ひ)かれながら帰っているところであった。
馬の顔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そして、立場(たてば)に往ったところで夜(よ)が明けた。夜(よ)が明けると女は着がえの一枚も持っていないことに気が注(つ)いた。女は衣服(きもの)と杖頭(こづかい)を執(と)って来ると云って石川を待たしておいて引返した。
唖娘 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「杖頭(こづかい)もないのに厭(いや)なこった」
女の姿 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)