“書状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てがみ43.8%
しよじやう18.8%
しょじょう12.5%
しよぢやう12.5%
しょじゃう6.3%
ふみ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、源三郎、つかつかと首のそばへ行って、しゃがむが早いか、固く結んだ歯を割って、首に、その書状てがみをくわえさせた。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かくて江戸高輪の旅館りよくわん出來しゆつたいの由書状しよじやう到來せしかば一同に評議ひやうぎの上早々江戸下向と決し用意も既に調とゝのひしかば諸司代牧野丹波守殿まきのたんばのかみどのへ使者を以て此段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「くわしくは主人の書状しょじょうにつくしてござりますが、口上こうじょうをもって一通ひととおりお願い申しあげまする。それは」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暗夜あんやにその玉の入りたる箱の内ばかり白きやうに見えなば金五十両にもとむべし、又その玉にて闇夜に大なる文字一字にてもよみえられなば金百両にもとむべし、又書状しよぢやうよむほどならば三百金
ロミオ 馬鹿ばかな、なんの、そんなことを! おれには介意かまはいで吩咐いひつくることをせい。御坊ごばうからの書状しょじゃうかったか?
夕暮ゆふぐれ店先みせさき郵便脚夫いうびんきやくふ投込なげこんできし女文字をんなもじ書状ふみ一通いつゝう炬燵こたつ洋燈らんぷのかげにんで、くる/\とおびあひだ卷收まきをさむれば起居たちゐこゝろくばられてものあんじなること一通ひととほりならず、おのづといろえて
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)