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智嚢
ふりがな文庫
“智嚢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちのう
94.7%
ちなう
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちのう
(逆引き)
彼らのうちには、表面的な超国境主義が支配していて、四つのおもな国語と西欧四大国民の
智嚢
(
ちのう
)
とが安らかに混和していた。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
油井伯爵を首領に
戴
(
いただ
)
いた野党の中の
智嚢
(
ちのう
)
と云われた
木内種盛
(
きうちたねもり
)
は、
微髭
(
うすひげ
)
の生えた口元まで、三十年
前
(
ぜん
)
とすこしも変らない
精悍
(
せいかん
)
な容貌を持っていた。
雨夜草紙
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
智嚢(ちのう)の例文をもっと
(18作品)
見る
ちなう
(逆引き)
押領
(
あふりやう
)
せんと
巧
(
たくむ
)
智慧
(
ちゑ
)
の深き事
量
(
はかる
)
べからずと雖も英智の
贋物
(
にせもの
)
にして
悉皆
(
こと/″\
)
く
邪智
(
じやち
)
奸智
(
かんち
)
と云ふべし大石内藏助は其身
放蕩
(
はうたう
)
と見せて君の
讎
(
あだ
)
を討ちしは忠士の
智嚢
(
ちなう
)
を振ひ功名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
首尾よく欺むき文藏方にて金千百八十兩
盜
(
ぬす
)
み取しかば仁左衞門は三吉
小猿
(
こざる
)
に向ひ
斯樣
(
かやう
)
に仕合よく
行
(
ゆき
)
し
智嚢
(
ちなう
)
古の
諸葛孔明
(
しよかつこうめい
)
我朝の楠
正成
(
まさしげ
)
も及ぶまじとは云ふものゝ是まで
夜盜
(
よたう
)
追剥
(
おひはぎ
)
人殺し等の數擧て算へ難し此上盜賊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
智嚢(ちなう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“智嚢”の意味
《名詞》
知恵袋。
(出典:Wiktionary)
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“智嚢”の関連語
知嚢
“智嚢”で始まる語句
智嚢陣
検索の候補
智嚢陣
智恵嚢
智惠嚢
“智嚢”のふりがなが多い著者
内村鑑三
吉川英治
ロマン・ロラン
作者不詳
内田魯庵
中里介山
小酒井不木
国枝史郎
海野十三
田中貢太郎