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昇口
ふりがな文庫
“昇口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あがりぐち
75.0%
あがりくち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あがりぐち
(逆引き)
内玄関
(
うちげんかん
)
と思われる方の
格子戸
(
こうしど
)
が
開
(
あ
)
いて銀色の
燈
(
ひ
)
の光が明るく見え、その光を背にして
昇口
(
あがりぐち
)
に立った背の高い女と、格子戸の処に立っている
彼
(
か
)
の女を近ぢかと見せていた。
蟇の血
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
蔦芳は中村座の開場が近くなったので、毎日吉原から通っていたが、
某日
(
あるひ
)
浴衣
(
ゆかた
)
が汗になったので、
更衣
(
きがえ
)
するつもりで二階の
昇口
(
あがりぐち
)
へ
往
(
い
)
ったところで、
壮
(
わか
)
い男が
梯子段
(
はしごだん
)
へ腰をかけていた。
幽霊の衣裳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
昇口(あがりぐち)の例文をもっと
(3作品)
見る
あがりくち
(逆引き)
それは窓の戸を啓ける音であった。同時に二階の
昇口
(
あがりくち
)
が明るくなった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
平吉は
昇口
(
あがりくち
)
の方を背にして立ちながら何か嗅ぐようにしていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
昇口(あがりくち)の例文をもっと
(1作品)
見る
昇
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“昇”で始まる語句
昇
昇降機
昇汞
昇降
昇降口
昇汞水
昇華
昇進
昇天
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