“旧里”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうり50.0%
ふるさと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤毛布あかゲットにて作りたる半纏はんてんを着て、赤き頭巾ずきんかぶり、酔えば、町の中をおどりて帰るに巡査もとがめず。いよいよ老衰して後、旧里きゅうりに帰りあわれなるくらしをなせり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
夜半観測の間合まあいなどには暖炉に向いながら、旧里ふるさとあずけ置きたる三歳の小児しょうにが事など始めて想い起せし事もありたり。