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斯
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こゝ
ふりがな文庫
“
斯
(
こゝ
)” の例文
〔譯〕
雲煙
(
うんえん
)
は
已
(
や
)
むことを得ざるに
聚
(
あつま
)
る。
風雨
(
ふうう
)
は已むことを得ざるに
洩
(
も
)
る。
雷霆
(
らいてい
)
は已むことを得ざるに
震
(
ふる
)
ふ。
斯
(
こゝ
)
に以て
至誠
(
しせい
)
の
作用
(
さよう
)
を
觀
(
み
)
る可し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
然
(
しか
)
れども秋は鎌倉に限るにあらず、人間到るところに詩界の秋あり。欺き易き希望を
駕御
(
がぎよ
)
するの道は、
斯
(
こゝ
)
にこそあれ。
秋窓雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
五と六と
相合
(
さうがふ
)
して、七百二十氣を一紀となす、凡べて三十歳なり、千四百四十氣、凡べて六十歳なり、而して
不及
(
ふきふ
)
太過
(
たいくわ
)
斯
(
こゝ
)
に皆
見
(
あら
)
はる、と云つて居る。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
斯
(
こゝ
)
に於て、凡ての声、情及び心の響なる凡ての声の一致を見る、高きも低きも、濁れるも
清
(
す
)
めるも。然り、此の一致あり、この一致を観て後に多くの不一致を観ず、之れ詩人なり。
万物の声と詩人
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
〔譯〕
己
(
おのれ
)
を
喪
(
うしな
)
へば
斯
(
こゝ
)
に人を
喪
(
うしな
)
ふ。人を喪へば斯に
物
(
もの
)
を喪ふ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“斯”を含む語句
斯様
僂麻質斯
斯々
如斯
螽斯
波斯
莫斯科
斯樣
斯道
窒扶斯
腸窒扶斯
瓦斯
瓦斯灯
斯般
瓦斯暖炉
俄羅斯
斯如
水素瓦斯
瓦斯燈
毒瓦斯
...