“文車”の読み方と例文
読み方割合
ふぐるま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうに余る牛車が西八条の門を出た。侍女や女童めわらべ文車ふぐるまだの弓長刀なぎなたを持った側臣だのがつづいてゆく、大路へ出ればいつのまにか、前後に騎馬武者と千人近い兵がそれを護る列となっていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)