文挟ふばさ)” の例文
旧字:文挾
或る日文案を文挟ふばさみに挟んで左大臣の前に捧げて行き、それを時平に渡そうとするはずみにわざと音高く放屁ほうひをした。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)