“揚煎餅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ブリーン33.3%
あげせんべい33.3%
コールジュ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は揚煎餅（ブリーン）を受け取ると、本を前に立てかけておいてムシャムシャやり出したが、ひどくそれに夢中になつてゐたものだから
ディカーニカ近郷夜話　後篇：04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
窮屈そうな三本脚の寝台を据（す）えつけて、その上へ、こちこちのまるで揚煎餅（あげせんべい）のように薄っぺらな、また恐らくは揚煎餅のように脂じみた、小っぽけな、どうやら蒲団らしい代物（しろもの）をかぶせたが
死せる魂：01 または　チチコフの遍歴　第一部　第一分冊 (新字新仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
この中に蕎麦麺麭（グレチャーニック）と揚煎餅（コールジュ）ばかり詰まつてゐるにしても豪勢だが、これがみんな扁平麺麭（パリャニーツァ）だつたら、占めたものだ。
ディカーニカ近郷夜話　後篇：02 降誕祭の前夜 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)