“技師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎし77.8%
インジェニエール11.1%
ギシ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警視庁けいしちょう技師ぎしが、ふいに牛舎ぎゅうしゃ検分けんぶんにきた。いきなり牛舎のまえに車にのりこんできて、すこぶる権柄けんぺいに主人はいるかとどなった。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
技師インジェニエールルイバコフが建築した協同家屋コオペラチーブは、クロポトキンスキー広場の角に立っている。粗末な木の塀の上にエナメルの円い番地札と四角い札がうちつけてある。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
うどん粉はパンをつくるのだけれど、うちの技師ギシは、いつも、原始人の粉饅頭に似たものをつくり、おかあさん出動しないとフワリとしたものにならないのだから妙です。