“技芸”のいろいろな読み方と例文
旧字:技藝
読み方割合
ぎげい44.4%
わざ44.4%
げい11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をののみわすれたものが、木曾きそ碓氷うすひ寐覚ねざめとこも、たびだかうちだか差別さべつで、なんやまたにを、神聖しんせい技芸ぎげいてん芸術げいじゆつおもはう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だがわたしどもの職業しょうばいでは、技芸わざや、理屈や、熟練のほかに、もっともっと大切なことがあります……いわばトリックのようなもんですがね……
或る精神異常者 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
女義太夫の衰退とばかりは見られないのではなかろうかと思われた。とはいえ、綾之助の技芸げいはそれらの聴衆をすこしの間に引緊ひきしめてしまった。
豊竹呂昇 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)