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扭
ふりがな文庫
“扭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ね
68.2%
ねじ
9.1%
よ
9.1%
よじ
9.1%
ねぢ
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ね
(逆引き)
それを実地に役立てさえすれば、大きい錠前を
扭
(
ね
)
じ切ったり、重い
閂
(
かんぬき
)
を外したりするのは、格別むずかしい事ではありません。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
扭(ね)の例文をもっと
(15作品)
見る
ねじ
(逆引き)
先には土いきれに
凋
(
しぼ
)
んだ
莟
(
つぼみ
)
が、花びらを暑熱に
扭
(
ねじ
)
られながら、かすかに甘い
匀
(
におい
)
を放っていた。雌蜘蛛はそこまで上りつめると、今度はその莟と枝との間に休みない往来を続けだした。
女
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
扭(ねじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
よ
(逆引き)
『
紡
(
つむ
)
ぐことゝ
扭
(
よ
)
ることサ、
無論
(
むろん
)
、
初
(
はじ
)
めから』と
海龜
(
うみがめ
)
は
答
(
こた
)
へて、『それから
算術
(
さんじゆつ
)
の四
則
(
そく
)
、——
野心
(
やしん
)
、
亂心
(
らんしん
)
、
醜飾
(
しうしよく
)
、それに
嘲弄
(
てうろう
)
』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
扭(よ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
よじ
(逆引き)
その痛みからまた父が深く懐われて来まして、しばらくは天も地も挟み
扭
(
よじ
)
れよとばかり
身悶
(
みもだ
)
えしました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
扭(よじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねぢ
(逆引き)
三田も知らん
面
(
かほ
)
も出來ないので、机に向つてゐた體を
扭
(
ねぢ
)
向けた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
扭(ねぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
扭
部首:⼿
7画
“扭”のふりがなが多い著者
近松秋江
ロバート・ルイス・スティーブンソン
三上於菟吉
魯迅
水上滝太郎
芥川竜之介
岡本かの子
海野十三