“所領”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょりょう60.0%
しよりやう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一躍、大名の列に入り、所領しょりょう二十二万石。——木下藤吉郎ではそれらしくない。そう信長は思いやって改姓させたものかも知れない。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
駿河路は、竹の下みちから所領しょりょう中日向なかひなたとまわって
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
女君は一一七国のとなりまでも聞え給ふ美人かほよびとなるが、一一八此の君によりてぞ家所領しよりやうをもくし給ひぬれとかたる。
探り看るに實に忠相ぬしが思ふに違はず腹黒はらくろにして品行ひんかう能らず天下の主個あるじと爲は更なり落胤らくいんとして所領しよりやうの少も宛行あておこなふて扶助ふじよする時は後に到りて徳川の爲に害を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)