“懇請”の読み方と例文
読み方割合
こんせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一方、大学に懇請(こんせい)して、火口底(かこうてい)に果してラジウム二百瓦(グラム)が投げこまれてあるのかどうかを検(しら)べて貰った。これは案外苦もなく分った。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
次(つぎ)の日(ひ)に漸(やうや)く主人(しゆじん)は歸(かへ)つた。巡査(じゆんさ)へ噺(はなし)をして見(み)たが其(そ)の時(とき)はもう被害者(ひがいしや)からの申報書(しんぱうしよ)が分署(ぶんしよ)へ提出(ていしゆつ)されてあつたので更(さら)に分署長(ぶんしよちやう)へ懇請(こんせい)して見(み)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
数日過ぎると、溝口伊予は再び仙石家を訪れて来て、どうしても自斎を断念しきれない主人丹後守の懇請(こんせい)を告げた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)