“意趣返”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしゅがえ66.7%
いしゅげえ16.7%
いしげえ8.3%
いしゆがへ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、彼女は、ちょっと意趣返いしゅがえしのつもりで、盲人めくらの腕をつねり、通りへ押し出す。そこは、雪をふるい落とした灰色の絨毛わたげの下である。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
惡「此の小柄は滅法にいてえや、おっか彼奴あいつは今夜大宮の栗原へ泊ると云ったから、今夜あとから往って意趣返いしゅげえしに仕事をして来るからよ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
義理も人情も知らねえ悪婆あくばでござんすぜ、うで生かして置いたからって為になる奴じゃアありやせん、いっそ今から往って是までの意趣返いしげえしに……
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おもひのかなはぬ意趣返いしゆがへしに、なんと!みぎ横戀慕よこれんぼ盲人めくらに、呪詛のろはれたに相違さうゐありませぬ。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)