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惨心
ふりがな文庫
“惨心”の読み方と例文
読み方
割合
さんしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんしん
(逆引き)
で、彼が
縷々
(
るる
)
として話しだす事々には
微塵
(
みじん
)
の飾り気も偽りもなかった。二十年来の難行道の
惨心
(
さんしん
)
は元よりのことである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みだれた幕政と権力の百鬼を相手に、いかに兄憲房が、孤軍奮闘したことかと、その
惨心
(
さんしん
)
が察しられる。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一方——父草雲はといえば、年ようやく
不惑
(
ふわく
)
をこえること五年、いわゆる、彼の生涯の一期劃をなす「浅草草雲時代」の
惨心
(
さんしん
)
いたましき行道に、はいっていたのである。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
惨心(さんしん)の例文をもっと
(6作品)
見る
惨
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“惨”で始まる語句
惨
惨憺
惨酷
惨澹
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惨劇
惨死
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