“御裔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みすえ50.0%
みすゑ37.5%
ミスヱ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……これが伊勢の大神さまにかしずいたものの御裔みすえかと、正直、日頃そう嘆かれまするで、折ふしきょう、御領主さまのお通りを拝んだら、急に、胸がふさがってまいりました。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誰ならず、御裔みすゑ、久米大伴がのち
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
大嘗祭に於ける神と人との境は、間一髪を容れない程なのにも係らず、単に神と神の御裔ミスヱなる人とが食膳を共にするに止まるといふのは、合点の行かぬ話である。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)