御裔ミスヱ)” の例文
大嘗祭に於ける神と人との境は、間一髪を容れない程なのにも係らず、単に神と神の御裔ミスヱなる人とが食膳を共にするに止まるといふのは、合点の行かぬ話である。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)