“御矢”の読み方と例文
読み方割合
おんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井から、釣鐘つりがねが、ガーンと落ちて、パイと白拍子が飛込む拍子に——御矢おんや咽喉のどささった。(ずまいを直す)——ははッ、姫君。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
丁々坊 お使いのもの!(森の梢に大音だいおんあり)——おぐし御矢おんや、お返し申し上ぐる。……唯今。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)