“御気性”の読み方と例文
旧字:御氣性
読み方割合
ごきしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その御同情ごどうじょうふかいこと、またその御気性ごきしょう素直すなおなことは、どこの世界せかいさがしても、あれ以上いじょう御方おかたまたとあろうとはおもわれませぬ。
そのお館の御精神が、どこにあるか、日ごろからどんな御気性ごきしょうか、それくらいなこともわきまえずに、おぬしらは、よう御奉公が成るな。命をさしあげられるな。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「殿様の御気性ごきしょうを御存じでしょう——。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)