“御待”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまち50.0%
おま25.0%
おんまち25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらって其後そののちを問えば、御待おまちなされ、話しの調子に乗って居る内、炉の火がさみしゅうなりました。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「あの、後程のちほど内證ないしよう御新姐ごしんぞさんが。きつ御待おまあそばせよ。此處こゝに。ござんすか。」とさゝやいて、すぐに、ちよろりとえる。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
使者ししやの間へしやうじ暫く御待おんまち有べしとひかへさせける間毎々々まごと/\立派りつぱに兩人もひそかにきもつぶし居しがやがて年頃は三十八九にていろしろせいたか中肉ちうにくにて人品じんぴん宜しき男の黒羽二重くろはぶたへ小袖こそであふひ御紋ごもん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)