“御影堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みえいどう60.0%
みえいだう20.0%
みかげどう20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人は大師と聴くとまず弘法大師のことと思い、それから弘法が破れ衣の旅僧の姿で、今でも全国をあるきまわっておられるように言う者があり、高野山の方でも御影堂みえいどうの大師のお姿が
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
当時御影堂みえいどうにある木像がそれである。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「よいあんばいに、おぼろつきがさし昇って来ましたから、ここに立ったままでも絵図をさすように、この上の院のお墓、御影堂みえいどう、観月亭。——また彼方の求聞持堂ぐもんじどう護摩堂ごまどう、大師堂、食堂じきどう丹生高野にうこうや神社、宝塔、楼門など、ほぼ一望にすることができましょう」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今の御影堂みえいどうの跡がそれである。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
十歩に小休、百歩に大憩、からうじて猶ほ上り行けば、讀經の聲、振鈴の響、漸く繁くなりて、老松古杉の木立こだちを漏れてほのかに見ゆる諸坊のともしび、早や行先も遠からじと勇み勵みて行く程に、もなく蓮生門を過ぎて主從御影堂みえいだう此方こなたに立止まりぬ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
常磐橋ときわばしの東の、石町こくちょう一丁目にあって、御影堂みかげどうとして知られた、扇をつくる家だった。
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)