“御加増”の読み方と例文
読み方割合
ごかぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半知はんちと成て御役御免に相成可しと悄々しほ/\として言ければ越前守打點頭うちうなづき私し儀御加増ごかぞう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かたらひて將軍の落胤おとしだねなりと名乘なのり出候に相違有間敷候此度見知人も是有彼地かのちより兩人同道にて連參つれまゐり候なりと委敷くはしく申述けるに伊豆守殿かくと聞て仰天ぎやうてんし暫々言葉ことばも無りしがやゝ有ておほせけるは越前はよくも心付たり定めて御褒美ごはうびとして五萬石は御加増ごかぞう有べし夫に引替ひきかへ此伊豆守は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)