御傷おんいた)” の例文
御傷おんいたはしくもまた口惜く、云ひ甲斐無くもあやまたせたまふものかな、烈日が前の片時雨、聖智がうちの御一失、く/\御心をひるがへしたまひて、三趣に沈淪し四生に※※れいへいするの醜さを出で
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
御傷おんいたわしや! 皇子みこ様の御身おんみが! ……前征夷大将軍、兵部卿様の宮様が!」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)