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とうちょく
ふりがな文庫
“
当直
(
とうちょく
)” の例文
当直
(
とうちょく
)
は、記者に囲まれたなり、ふかぶかと椅子の中に背を落とした。そして帽子を脱いで机の上に置くと、ボリボリと
禿
(
は
)
げ頭を
掻
(
か
)
いた。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この下士は罰をすました
後
(
のち
)
、いつか
行方
(
ゆくえ
)
不明になってしまった。が、投身することは勿論
当直
(
とうちょく
)
のある限りは絶対に出来ないのに違いなかった。
三つの窓
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ケートはあやうくのがれて、運転手室にかけこんだ、そこにはスペイン人のイバンスが、
当直
(
とうちょく
)
の勤務をしていた、かれは三十前後の温良な人物である。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
僕は夜半直の四点時鐘ごろ(
当直
(
とうちょく
)
時間は四時間ずつにして、ベルは三十分毎に一つずつ増加して打つのである。よってこれは四点なればあたかも中時間である)
船橋
(
ブリッジ
)
にいた。
世界怪談名作集:09 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
よくも
検
(
しら
)
べず
下
(
さ
)
げ
渡
(
わた
)
したもので、引取人の乙吉が生れつきの粗忽者であることを知らなかったせいであると、
当直
(
とうちょく
)
は断定した。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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きょうも測定
当直
(
とうちょく
)
の
古山
(
ふるやま
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氏ほか二人と、
巡視
(
じゅんし
)
がすんで
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(
きゅうけいちゅう
)
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(
おおいけ
)
さんと
江川
(
えがわ
)
さんの五人が、
退屈
(
たいくつ
)
しきった顔で、時間のたつのを待っていた。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それは、ちょうど午後七時五十分であったが、この無電室の
当直
(
とうちょく
)
中の
並河技士
(
なみかわぎし
)
は、おどろくべき内容をもった無電が、アンテナに引っかかったのを知って、船橋に通ずる
警鈴
(
けいれい
)
を押した。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“当直”の意味
《名詞》
当直(とうちょく)
交替で日直や宿直の番に当たること。
(出典:Wiktionary)
“当直”の解説
当直(とうちょく)とは、交代で通常勤務時間外の業務を担当すること。当番制で日直や宿直にあたること。
(出典:Wikipedia)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“当直”で始まる語句
当直番
当直勤務