“弱蒜”の読み方と例文
読み方割合
ワカヒル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先に訳した中臣寿詞の「天都詔刀の太詔刀言を以ちてれ。かく宣らば、マチは、弱蒜ワカヒル五百箇ユツタカムラ生ひ出でむ……」
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
併し或は字面どほり「弱蒜ワカヒルに」で柔い蒜と五百本からの竹藪が出現しようと言ふのかも知れない。竹藪だけにしても、神の示す「ほ」としての意味のものだと知れよう。