“弟橘媛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとたちばなひめ83.3%
おとたちばなのひめ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔、弟橘媛おとたちばなひめ日本武尊やまとたけるのみことのために、おん身を犠牲にあそばしたように、燁代は、昭和遊撃隊の身がわりになって、死にとうございます。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
わが邦の弟橘媛おとたちばなひめ古英国のギリアズンなど最愛の夫を救わんと海に入ったすら多く、仏書に風波を静めんとて命よりも尊んだ仏舎利や経文を沈めた譚も少なからず
今ヲ去ル千八百余年前日本武尊御東征ノ砌海上浪高ク激シキ風雨ニ遭セラレルヤ、妃弟橘媛おとたちばなのひめ命ハ竜神ニ祷リヲ捧ゲ、身ヲ以テ尊ニ代ラントシテ入水シ給ヒシ為御安行ヲ得タリト云フ。
或るハイカーの記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)