“弟子屈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てしかが75.0%
でしかが25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この演習のために、川湯や弟子屈てしかがから通っていたアストン博士と大使館の四名と私とは、七時の終列車には勿論乗れず、真暗い山道を一時間半自動車に揺られて十一時頃宿へ帰りついた。
英国日食班の印象 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
今日はとても見られまいとの話で、弟子屈てしかが温泉に泊ることにする。
川湯温泉は、弟子屈でしかが温泉より一つ向ふの驛で、網走へむかつた方である。部落中にふくいくとしたいそつゝじの花が咲いて、淺い枯れたやうな河床から湯が吹きこぼれてゐた。