“廃蟄”の読み方と例文
読み方割合
はいちつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まずしうして良妻をおもい、時艱にして良相をおもう。徳川末世まつせ晁錯ちょうそたる水野越前守は、廃蟄はいちつ後、いまだ十箇月ならざるに、再び起って加判列の上席に坐しぬ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)