“庚申”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうしん68.2%
かうしん22.7%
かのえさる9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全国にわたって最も普通なのは石の地蔵尊、庚申こうしんさんという石の塔、それから道祖神がいろいろあるがこれもたいていの土地で知らぬ者がない。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
庚申かうしん橋とかいふ橋の下に大小紅紫いろいろの友禪の半襟を綱に弔るして居たのが、如何にも春らしく京都らしく好い氣持であつた。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
筑紫琴つくしごとうた』にもある通り、庚申かのえさるかなさるに通うより庚申の夜祈れば何事も叶うとしたらしい。