“猴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さる94.1%
こう5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その様子が怪しいので、ひそかに主人らの挙動をうかがっていると、父子は一幅のさるの絵像を取り出して、うやうやしくいのっていた。
下女詮方せんかたなさにその火を羊の脊に置くと羊熱くなりて狂い廻り、村に火を付け人多く殺し山へ延焼して山中のさる五百疋ことごとく死んだ。
中国でこうというも且は男相の象字といえば(『和漢三才図会』十二)、やはりかかる本義と見ゆ。
李時珍曰く〈その類数種あり、小にして尾短きはこうなり、猴に似て髯多きはきょなり、猴に似て大なるはかくなり。大にして尾長く赤目なるはぐうなり。小にして尾長く仰鼻なるはゆうなり。