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己
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オノ
ふりがな文庫
“
己
(
オノ
)” の例文
「惜」は『万葉集』に「嗚思」、「遠志」、「怨之」、「乎之」、こう書いてある。それから「
己
(
オノ
)
」は「意能」、「於能」、「意乃」。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
此は、「
己
(
オノ
)
が
命
(
ミコト
)
の
和魂
(
ニギタマ
)
を八咫鏡に取り
託
(
ツ
)
けて」(国造神賀詞)など言ふ信仰に近づいてゐるのだ。威霊を与へると云ふ点では一つである。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
再
己
(
オノ
)
が世が來た、とほくそ笑みをした——が、氏の神祭りにも、
語部
(
カタリベ
)
を
請
(
シヤウ
)
じて、神語りを語らさうともせられなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
「
己
(
オノ
)
」の方は「お」類の万葉仮名を使い、「
惜
(
ヲシ
)
」の方は「を」類の万葉仮名を使うという風に、語によってはっきりきまっているということを契沖が見つけたのであります。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
再
己
(
オノ
)
が世が來た、とほくそ笑みをした——が、氏の神祭りにも、語部を
請
(
シヤウ
)
じて、神語りを語らさうともせられなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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「
己
(
オノ
)
」の「オ」に「嗚」とか「遠」とか「怨」とか「乎」とかを使った例はない。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
再
(
フタタビ
)
己
(
オノ
)
が世が来た、とほくそ笑みをした——が、氏の神祭りにも、語部を
請
(
シヤウ
)
じて、神語りを語らさうともせられなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“己”の意味
《名詞》
おのれ。自分。
つちのと。十干の6番目。
(出典:Wiktionary)
“己”の解説
己(き、つちのと)は、十干の6番目である。
陰陽五行説では土性の陰に割り当てられており、ここから日本では「つちのと」(土の弟)ともいう。
(出典:Wikipedia)
己
常用漢字
小6
部首:⼰
3画
“己”を含む語句
自己
知己
己等
己惚
己達
利己主義
大己貴命
己酉
己丑
己卯
一己
妲己
己巳
己斐
克己心
己亥
塙保己
利己主義者
利己主義男
己未
...